三重で歯科医師になるなら峰歯科・矯正歯科クリニック

当院では、矯正歯科、一般歯科、口腔外科、インプラントまで、患者様の要望のある治療はなんでも手掛けます。

新人の歯科医師と話していると、一般治療と矯正治療を全く別にとらえている先生が多いのですが、どれも当然ながら歯科治療です。一人の患者様の主訴に応えるためには、いろんな治療のオプションが多ければ多いほど有利です。患者様の立場からしても、同じ部位の治療をするのに、専門外だからという理由でいろんな歯科医院に通わなくてはいけないのは煩わしいものです。

そもそも、患者様の感覚からすると、歯科医院に行ったらすべての歯科治療ができるものだと思っています。試しに一般の人に矯正専門は矯正治療しかせず、一般治療の人は矯正ができないということを言ってみてください。大抵の方は、驚かれます。一般治療と矯正治療は両立しないと思っているのは、歯科医師だけなのです。

実際、一般歯科で開業されている先生方は、矯正治療を始めようと努力をしている方が大勢います。患者様からの要望が大きいからだと思われます。

すべての治療ができる歯科医院で働くことが有利であることは言うまでもありません。

歯科医師として、技術の次に重要なのは患者様とのコミュニケーションです。

技術がないのは論外ですが、患者様は技術の善し悪しの判断がつかないので、どうしても説明の善し悪しが技術の善し悪しと判断されてしまいます。そういう意味では、技術以上に重要なことなのかもしれません。
正しい治療をしていればいるほど、患者様に誤解を与えないようなしっかりとした説明が重要となります。正しいことをしているにもかかわらず、患者様にそうとは思われないようなことは、歯科治療には多々あります。患者様により良い治療を受けてもらい、健康になってもらうために、良い技術を持った歯科医師がより良い説明ができることは、社会正義に他なりません。

患者様への説明が上手であるということは、患者様が分かるように説明できているということです。すなわち、患者様の立場に立って物事を考えられるという能力が必要になります。他人の立場になって考えられる思いやりの心があれば、説明はおのずと上手くなります。その精神は、技術的に上手になる際にも通じることなので、技術があるのに説明が上手でないということは、私の中ではあり得ません。もし、そのように考えている歯科医師がいるとするならば、その技術は独りよがりなものである可能性が高く、本当に患者様に寄り添った治療ができているかどうかは、疑わしいと考えます。

すなわち、歯科治療というのは、治療方針や説明やその他の応対などひっくるめて、患者様とのコミュニケーションなのです。
ですので歯科治療において、目の前にある虫歯を教科書通りに完璧に治療する事が最善な治療とは限りません。

例えば、歯科医院に初めていらっしゃるお子様に対して、無理に歯科治療を行わずに、慣れてもらうという作業が必要な場合があります。大人になってからむし歯になっても歯科医院に行きにくくなるのは、子どもの頃の歯科医院での恐怖や痛さを覚えていることとなることがあります。それならば、その時に無理に乳歯の治療を行うという行為は、その患者様にとって何の意味がありましょうか。なぜなら、その時に治療しなくて乳歯はダメになったとしても、その後の永久歯の虫歯に対しては早期の対応ができるのであれば、そっちの方がその患者様にとっては健康を維持できる可能性が大きいからです。

峰歯科・矯正歯科クリニックでは、直接の会話だけでなく、トータルでの患者様とのコンタクトを、患者様とのコミュニケーションととらえています。